愛媛県の瓶ヶ森
(愛媛県石鎚連峰) 瓶ヶ森 のどかな雲上の森でゆっくり石鎚山を展望する | |
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間) 2007年8月16日 瓶ヶ森駐車場(登山口)……男山……女山(瓶ヶ森頂上)…(氷見二千石原)…瓶ヶ森ヒュッテ……瓶ヶ森駐車場 5:15 5:40 6:00(1時間ノンビリする) 7:40 8:10 |
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特徴 ・瓶ヶ森は石鎚山、二ノ森に次ぐ石鎚山脈第3位の高峰で、位置的には石鎚山と対峙している。山頂は南北二峰からなり、北側が三角点のある女山、南側が男山である。山頂から西に広がる笹原が氷見二千石原と呼ばれ、天上の楽園である。 ・このコースは瓶ヶ森駐車場から短時間で西日本随一(私はそう思っている)の雲上の楽園に行くことができる。頸椎症に悩む今の私にピッタリのコース。家族登山にも夫婦の山にも超お勧め。周回1時間半コース。もちろん、本来は西ノ川から3時間ほどかけて登る山。町道瓶ヶ森線が通れる時のみの期間限定コース。冬場は西ノ川から頑張りましょう。 ・氷見二千石原と呼ばれる広大な笹原と点在するウラジロモミの林、白骨樹が美しい。その牧歌的風景の先に石鎚山の雄姿が展望できる。 ・瓶ヶ森山頂(女山1897m)からは、南西に石鎚山、筒上山、東に笹ヶ峰、伊予富士等が望まれる。運がよければ、今回のように素晴らしい雲海に囲まれることもある。 ・瓶ヶ森駐車場へのアプローチは瓶ヶ森林道を使う。この林道は寒風山、伊予富士登山の際も使った。 瓶ヶ森林道は、旧国道194号線寒風山トンネルの高知県側から、高知県道石鎚公園線の終点、よさこい峠までのおよそ25kmの区間で、正確には「町道瓶ヶ森線」という。今ではりっぱな完全舗装道路だ。道幅こそ余裕はないが小型バスも通るほどなので早め早めに離合に備えればそれほど問題はない。ちなみに三津浜港(松山市)から車で2時間半で瓶ヶ森駐車場へ。 |
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瓶ヶ森(女山)山頂からの雲海 雲海を望みながら南西にカメラを回す。自分の影が見え、石鎚山の姿も見えた。 |
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ルート図(GPSによる軌跡図) ※このルート、GPSは全く必要ないコース。明瞭なルートを辿ったが……、地形図の表現のミスが一目瞭然。 |
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東側(伊予富士方面)の夜明け |
瓶ヶ森駐車場 松山三津浜港より約2時間半で着く。真っ暗な瓶ヶ森線は気持ちよく、左手の窓側に星を見ながら運転した。朝4時前に到着。信じられないことに?先客が4台あった。さすが目が疲れ、1時間仮眠。5時過ぎに出発。ヘッドランプは必要なかった。 |
男山をめざす |
足回りは雨具用ズボン、スパッツを着けていた。 それでも靴周辺はびしゃびしゃ。 数日来のガスと雨の影響だろう。笹が大変濡れていた。 |
石鎚山が見えてきた。急がないといけない。ガスが上がってきた。 |
男山(おやま) 蔵王権現を祀る男山。トイレがあった。 |
望遠にして撮ると、弥山、二ノ鎖小屋、天狗岳北壁がよく見えた。冬の石鎚はこちら。 |
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女山に向かう。 靴の中は水でぐちゃぐちゃ。 |
女山(めやま)山頂が見えてきた。 カメラマンが朝日を撮ろうと必死。 |
男山を振り返る。男山〜女山間はツルギミツバツヅジが多い(6月上旬が見頃)。 |
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瓶ヶ森(女山)山頂 朝6時の1897m。気温18℃。 360度の大パノラマ。1時間ゆっくりした。 |
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MITの帽子をかぶる私 |
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東側を望む |
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This is “Unkai”. |
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氷見二千石原(ひみにせんごくばら) 左の小さな赤い屋根が瓶ヶ森白石小屋(土小屋の白石ロッジに電話すると瓶ヶ森の管理人の方に相談できる) 中央に近い青い屋根が瓶ヶ森ヒュッテ(今やっていない?) 白石小屋横のキャンプ場で5日前、テントを張った。その時の様子はこちら。 白石小屋の管理人さんは不在であったが、前日рし、水場とトイレの確保をお願いしておいた。 夜の星と今回のような朝の展望を期待して……。 しかし、その夜と朝はガスと強風でほとんど何も見えなかった。 |
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氷見二千石原と雲海と石鎚山 山の壁紙はこちら |
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氷見二千石原を下から この辺りは隆起準平原の名残といわれ平坦であるが、周辺は断崖である。天上の楽園たる所以である。 |
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5日前の幻想的な写真。ウラジロモミ。 |
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番外編 町道瓶ヶ森線(旧・瓶ヶ森林道)の風景。 来る時は真っ暗で見えなかったので帰り道で撮影。 |
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最後に再び瓶ヶ森山頂からの120度のパノラマを |
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