2003年、GWの5月3,4日、残雪期の蝶ヶ岳に登った。

ようこそ5月の蝶ヶ岳へ!

残雪の穂高、槍を見るならここ!蝶ヶ岳
 残雪期の穂高、槍が見たいという人に超お勧め。涸沢もいい。雄大な穂高が頭上に聳える。奥穂にも、天候さえ許せば北穂にも行ける。しかし、穂高、槍のパノラマを思う存分眺めたいなら、やはり蝶ヶ岳を超えるところはないだろう。
 平成15年5月3,4日の記録。
 写真を撮りながら、徳沢からゆっくり登り4時間半、下り2時間半。蝶ヶ岳ヒュッテは4月28日から営業している。
 
ただし、GWの上高地は殺人的に観光客で込むので、早朝に上高地に着く(自分の場合、朝6時)のが無難。自分は上高地に下山したが、バスも進まず、大失敗。三俣に下るか、常念方面に縦走し、一ノ沢に下山、あるいは燕まで行ってしまう方がいいだろう。

上高地のライブ画像を見たい方はこちら
 

河童橋から
徳沢
 河童橋から約1時間30分。徳沢に着く。GWの頃は、ファミリーキャンプに最適。いっぱいのテント。
 私はかつて子どもが5歳の時、夏時期にここから蝶ヶ岳へ連れて行った。
 そのページはここ
 蝶ヶ岳へは徳沢園右横の小径を進む。平成15年の今年、やけに雪が少ない。まるで夏山だ。
徳沢から長塀尾根を
いきなり深い樹林帯の中の急登になる。十キロ近く太った自分にはきつい。それにしても雪がない。
やっと雪が
 約30分で雪の世界に入る。先行者のおばさんグループ。意外に早い。
尾根に出て
何度も足を止め、2時間。空が近くなってきた。
見えるぞ、見えるぞ。
りっぱな明神岳
 ぽっかり空が空き、背後に明神岳。すばらしい姿。その後、まだ長かったが、登りはじめて4時間。下の写真。
雪と緑の絶妙なバランス、そして、この大パノラマ。これを見るためにここに来たのだ。
夏山の世界
 蝶ヶ岳、蝶ヶ岳ヒュッテ周辺には雪はない。頂上周辺はまるで夏と変わらない。
 ヒュッテの食事も最高。夕食にウナギがでた。朝食にドーナツが出て、行動食にした。
 ヒュッテについて詳しいことを知りたい方は、こちらをどうぞ。
壁紙用写真はこちら
常念岳を望む
 実はこの日、常念小屋まで行くつもりであった。しかし、体力の衰えには勝てず、断念。その分、ゆっくりこの大展望を前にたばこを吸おう。至福の時。

乗鞍と御岳

穂高連峰
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