蝶ヶ岳 「家族登山のすすめ」の中の北アルプス入門コース(蝶ヶ岳編) 5歳の子どもでも問題ありません。

北アルプス入門コース(蝶ヶ岳)              1988年7月26日出発
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間)
 1日目
     徳沢・・・・・・・・・・長塀山・・・・・・・・・・蝶ヶ岳ヒュッテ
     8:20      11:50       13:20
 2日目
     蝶ヶ岳ヒュッテ・・・・・・・・・・横尾・・・・・・・・・・上高地
      5:50            9:20        13:30 
注意事項
・午後2時までには蝶ヶ岳ヒュッテに着きたい。ゆっくり周辺散策を。

・横尾への下りは倒木が多く、足場も悪い。慣れるまで子供にはヘルメットを。
コース図(カシミール3Dによる)
徳沢から長塀山への登り
  コメツガ、シラビソ、ダケカンバの原生林の中を登る。
 徳沢からすぐに急な登りが続くが、写真ようななだらなところもある。
 長塀を超えると森林限界もすぐ。危険個所なし。しかし、時間はかかる。汗をかいたら、水分補給をしっかり。汗とともに塩分はもちろんビタミンCが逃げるので、補給をこまめに。ポカリスウェットを水で倍にしたぐらいがいいと思う。
蝶ヶ岳ヒュッテ
 北アルプスの中でも清潔感あふれる小屋。
 蝶ヶ岳山頂にも30分ほどで行ける。

 日程的に可能なら、北アルプス導入としては連泊し、絵を描いたり、植物の観察をしたりするとよい。













日の入


日の出
蝶ヶ岳山頂
 槍ヶ岳、穂高岳そして常念岳の絶好の展望台。
 天気がよければ一日中寝そべっていたい天国。
 危険度も無く、子供の導入としては最適。
横尾への下り
  徳沢よりも横尾に下る方が早い。
  ただし、子供には登りより下りの方が危ない。
  頭から落ちることがあるからだ。ヘルメットがあれば使わせたい。
  小さい子供を連れた登山のポイントは、下りには時間がかかる
 ということを常に頭に入れていくことだ。

 山的には5月の蝶ヶ岳も最高です。5歳の子供は少し無理ですが。