秋の三俣山・大鍋・小鍋 九重連山の中で最も短時間で登れ、大変素晴らしい紅葉の楽園
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間) 2007年11月3日
大曲駐車場6:27)…諏蛾守越7:03)…三俣山主峰7:51~8:01)…北峰 8:41~9:00)…四峰10:00)…諏蛾守越10:42)…大曲駐車場口(11:20) 
※2016/10/25の写真をページ下に追加
特徴
・九重山群は九州で最も標高が高く、秋一番に本格的紅葉が楽しめるところ。特に、大船山・御池周辺、三俣山・大鍋周辺の紅葉が有名です。普通は十月中旬が見頃。しかし、2007年の今年は2週間遅れ10月29日頃が見頃だったそうです。
 本ページは11月3日の記録映像集。さすが、……遅かった。それでも、楽しめました。
・三俣山(1745m)の大小二つの爆裂火口は「大鍋・小鍋」と呼ばれ、独特なムードを醸し出しています。ドウダンツツジの赤にカエデ類の朱や橙色を交じえ、カラフルで美麗を極めています。
・三俣山は西峰、主峰、南峰、北峰の四つの峰から構成され、どの方向から見ても三つの峰が見えるので三俣山と名付いたという。だから、よく知らない登山者達は、自分がどの頂きにいるのか分からないことがあるし、ガスっていたりすると迷うこともあります。ご注意を!
・今回は、大曲から諏蛾守越経由で本峰を直接めざす。本峰から大鍋を見下ろし、その後、北峰を経由し、大鍋・小鍋の周りを一周ぐるっと回り、写真撮影。北峰付近からの景観は抜群です。
・大曲の駐車場に朝5時過ぎに到着。まだ、4台ほど置ける余裕がありました。しばらく仮眠した後、登りました。
ルート図(GPSによる軌跡図)


霜柱 
大曲を6時27分に出発。気温0℃。
登山道に入るやいなや霜柱。
山頂に至るまでずっと霜柱を踏んで行った。



下山時、それらは溶け、
9時頃から登り始めた多くの登山者に踏まれ、
べちゃべちゃ状態。



諏蛾守越周辺



諏蛾守越より三俣山西峰の南斜面を右に回り込むように登る。
次第に急傾斜になり、岩が多くなってくる。西峰山頂に寄らず東斜面を巻いていく。



西峰と主峰の鞍部に出る。振り返ると大展望。
久住連山遠望。
久住山・硫黄山の間から根子岳が顔を出す。



上の写真のアップ(根子岳)。
鞍部正面の草付き斜面を登れば主峰の肩。
その分岐を左に180m進むと
三俣山山頂。

だだっ広い三俣山山頂(1745m)。
ザックも降ろさず北東部を見下ろす。
大鍋だ。


三俣山山頂から大鍋を眺めるX氏


うーん。少し遅かったな」とつぶやく私。
となりに立っていたX氏も「やはり遅かったか」とつぶやく。
とはいえ、約20分ほど展望を楽しみ、大鍋小鍋を一周することにする。違った風景が見られるかもしれない。


山頂から西北へシャクナゲ・ドウダンツツジなどの灌木林を直降する。
所々、虎ロープがある。大鍋南端に出た。振り返った錦絵は見事だった。



ドウダンツツジ
山の壁紙はこちら


三俣山山頂と下降したルートを見る。


三俣山北峰

X氏と別れ、のんびり。セルフタイマーで撮ったら前ピンだった。


北峰にて。「由布岳とビール」





赤いドウダンと大船山
6月のドウダンツツジの様子はこちら



小鍋





 
小鍋を南下し振り返る。

 

南峰直下より坊ガツルと大船山がクリアーだった。
大鍋・小鍋を外周し、見事な錦絵を見ることができた。
以下は2016年10月25日の紅葉です

北峰です

小鍋を遠望する
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