(九州・久住)星生山のミヤマキリシマ牧ノ戸から1時間ちょっとで素晴らしい花園が見れる星生山周辺
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間)2005年6月12日
     牧ノ戸峠・・・・星生山・・・・牧ノ戸峠
        8:00    9:40    12:00
         
特徴
このシリーズでは珍しい花の山part2。九重といえばミヤマキリシマ、ミヤマキリシマといえば九重。九重は、そんな素晴らしい山群である。しかし、ここ数年、虫の被害により、ミヤマキリシマは不調な年が続いた。しかし、この2005年6月。近年にない素晴らしい大量の花が開いた。このページはその様子の一部を紹介します。
・今回は、突然の無計画な山行のため、本来、ミヤマキリシマ群落の代表山域、平治岳(ひいじだけ)、三俣山(みまたやま)等に行っていません。牧ノ戸から1時間30分で行ける星生山(ほっしょうやま)のミヤマキリシマの紹介です。写真を撮りながらのため、上記の時間を費やしたが、急ぐ方は1時間少しで行けます。
ただし、6月の週末は人が大変多い。それを覚悟の上で。
コース図





牧ノ戸峠から入山。
牧ノ戸峠から20分ほど急坂を登り、沓掛山を過ぎると、ご覧の通りの散歩道。冬のこのコースはこちら



奥に見える扇ヶ鼻周辺は特に素晴らしい。まるで人工の庭園のよう。


星生山が見える。左側の稜線を行く。ドウダンツツジがたくさんあるのです。


ドウダンツツジ(ツクシドウダン??)


ドウダンツツジ


花の中の星生山への路


星生山の下にある池。水面にミヤマキリシマが映る。


星生山山頂付近の斜面


山頂から真下を望む。「池とみどりとミヤマキリシマ


登って来た稜線ルート(右端)と扇ヶ鼻(正面奥)




山頂横の岩のカミさん
 九重火山はある意味、女性的な山です。特別危険な箇所もないし、一部を除き、山頂近くは樹木を見ません。灌木か草山で、本ページで紹介したミヤマキリシマ群落が至る所で見られ、コケモモ、イワカガミ、マイズルソウなど高山植物も多く、美しい。裾野は広大で、山麓には温泉も豊富。近くの飯田高原には私の知人がペンションを開きました。温泉付きのペンションです。是非お立ち寄りください。
 しかし、冬は天候に注意しないと、ドカ雪が降ることもあり、そんな時は、ここは九州の山?と疑いたくなることもあります。そんな様々な顔をもつ九重。
 早春の緑、6月の花々、夏の坊ガツル、秋の真っ赤な山々、冬のちょっぴりスリリングな雪山。どれも素晴らしい。 是非、本ページをご覧になられた方々、九重に行ってみてください。まずは後悔しません。


星生山山頂から北東側を望む。左の三俣山の奥に平治岳、その右に大船山が見える。
平治岳の上部がピンク色に見える。
おまけ

秋の星生山西斜面10月中旬
紅葉の時期の最新情報:2015.10.17の写真