2003年11月14日、大山の槍尾根、キリン峠上部を行った。
キリン峠周辺(大山・槍尾根) 出張帰りに年休を取り、ちょっと峠までという気持ちで槍ガ峰の展望のよいキリン峠に向かった。景色のよさと、ふしぎな看板が見え、ついそこまで行ってみようと思ったのが最後、すばらしい緊張と景観を独占することができました。 |
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間) 2003年11月14日 健康の森遊歩道入り口・・・・鳥越峠・・・・道標1・・・・(キリン峠)・・・・道標2・・・・・・・・・健康の森遊歩道入り口 8:40 9:25 9:25 10:00 10:25 12:00 |
特徴 ・キリン峠からの槍尾根、槍ヶ峯の展望はすばらしい。キリン峠までは超お薦め。 ・しかし、キリン峠から上もルートがあるが、槍ヶ峯さらには天狗ヶ峰までいこうと簡単には思わないこと。自分は怪しい道標2まで行っただけだが、そこまででも、痩せ尾根、そして、何より脆い岩。手をかけると崩れ、足場に力を入れると崩せる。登りながら「まいったな。散歩気分で来るところでなかったな」と後悔。雪がしっかり岩を締め足場を固めた冬の時期の方が登りやすいかもしれない(あくまで想像だが)。 |
コース図 |
鍵掛峠(かっかけだわ)からの大山南壁(パノラマ壁紙はこちら) |
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健康の森遊歩道入り口 大山南壁の展望名所、鍵掛峠のすぐ側に「健康の森遊歩道入口」がある。広い駐車スペースがある。 |
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ブナやトチに囲まれた遊歩道 鳥越峠までは、正に遊歩道。文殊谷からの道が左から合流すると、道は右に折れて樹林帯を巻き気味に行く。 |
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鳥越峠 鳥越峠までは美しいブナの原生林。峠から東の尾根を登れば烏ヶ山へ。西へ辿ればキリン峠、槍尾根。しかし、どちらも右のような看板がある。ちなみに、地元の人に聞くと烏ヶ山へは問題なく行けるとのこと。 |
烏ヶ山方面の看板 |
槍尾根側の注意書き |
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鳥越峠から道を左にとれば槍尾根。木の根や岩角を頼りに少し登ると平坦なブナ林になる。この後、右写真のような狭くて溝のような急斜面が続く。およそ20分、急に視界が開け、目の前に東壁の荒々しい姿が迫ってくる(下の写真)。 | |
振り返ると烏ヶ山が見える。この辺りが1405m地点と思われるが、一つ目の道標らしきものを見るも、何と書いてあるかわからない。 |
キリン峠がどこかわからない。しかし、「あのウワサの第2道標」(白く見える棒)まで行ってみることにする。 |
キリン峠(「キリン峠」の看板見あたらず)付近より上部を望む |
左上に小さく見える白い点が目標。(キリン峠付近より)。道はガレ場に変わり、ぼろぼろのナイフリッジを登る。 |
(上部から見ているため)右手に三ノ沢、左手にキリン沢がすっぱり切れ込む痩せ尾根。 部分的な急登部分で持つ岩は脆く崩れ、足がかりの岩も崩れる。 「登りはいいが、後でここを下るのか。渋いな」 |
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烏ヶ山と槍尾根 |
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大山南壁 |
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ウワサの「第2道標」上部から |
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間近に望む槍ヶ峰 (下りのことも考え、今回はここまで。この先の状態がわからず今まで以上に岩が脆いと下りで難儀する。そう判断した。 雪がしっかりあるときの方が天候さえよければ登りやすいかもしれない。経験者の方がおられたら、情報をいただきたい。) |
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第二道標(銀ポール)より上は、銀ポール下のぼろぼろの壁に比較すると、はるかに楽です。ナイフリッジも所々に出てきますが、銀ポールにたどり着くまでに経験する狭さと似たりよったりです。また、冬の方が槍尾根は登りやすいらしい。〜倉敷のMさんの情報等から | |
パノラマ壁紙はこちら |
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