安芸冠山 沢のせせらぎの音とクルソン岩を楽しむ広島県下標高2位(1339m)の山。頂上北側の懸崖からの眺望がよい。 |
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間) 2005年9月18日 登山口(鉄製の橋)・・・・・・オオタキ・・・・・・クルソン岩・・・・・・冠山山頂・・・・・・登山口 10:20 10:45 11:25 12:25 14:00 |
特徴 ・私自身、山頂から展望のよくない山は好きになれません。だから、このHPでご紹介している山のほとんどは展望の素晴らしい山ばかりです。前書きが長くなりましたが、この冠山(安芸冠山、吉和にあるため吉和冠山と呼ばれることもあります)は決して展望のよい山頂を持ちません。しかし、西中国山地にあって、せせらぎの音が絶えず美しく響き、「クルソン岩」に立ち寄れば、素晴らしい岩場もあります。登山口からの標高差も600m少しでどなたでも気軽に行けます。そして、山頂から北側に30mほど行くと、150度の大展望が得られます。疲れず森林浴の楽しめる山です。と言っても、最近人気が出てきたのでしょうか?3度目に来たこの日。中高年を中心にした登山者40名ほどと出会いました。 ・クルソン岩分岐からクルソン岩に行かず登山を終了される方がいますが、ぜひクルソン岩にお立ち寄りください。冠山の魅力が倍増されます。 ・下山後は潮原温泉にどうぞ。入浴料650円(タオル持参のこと)と少し高いですが、いい湯です。 ・(2012/02/26追記)松ノ木峠からもきちんとしたルートがあります。雪の時期に行きましたが、途中敗退。その記録はこちら。 ・(2014/07/22追記)松ノ木峠から冠へ。夏の暑さにバテながら行きました。ページの下に少し情報を入れました。 ・2015.12.20.山の会の忘年山行で初冠雪のこのコースを歩きました。楽しかったのでページの下に追加しました。 |
コース図 | |
ここが安芸冠山登山口(標高約690m) 国道186号線沿いにある潮原温泉を北西に500mほど進む。舗装道路が林道に代わり、その林道終点に4,5台分の駐車スペースがある。 我々が来たこの日、車はいっぱいであった。 鉄製の橋が登山口となる。 |
美しい沢。約25分間、この沢に沿ってなだらかに登り続ける。 沢の音が美しい。心が癒される。 |
植林の中の日の届かないところをしばらく行くと、左、「国体コース」という標示がある。 しかし、そちらの方には行かず、直進する。 かつてその道を行ったことがある。途中から荒廃していた。 今はロープで塞いである。 |
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美しい植林地内を行く。 |
オオタキと呼ばれる岩場 オオタキが右側に現れたら、本流を渡り、左側のクルソン谷に入る。 道標はしっかりしている。 |
散策気分で登れる カミさんの背中を見ながら思う。こういう森林浴って素晴らしい!! 登山とは言えないかも知れないが・・・・・・・。 |
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クルソン岩への分岐 道標に従って左に行けば、クルソン岩。 クルソン岩に行かずまっすぐ行けば楽に冠山山頂に行ける。 しかし、冠山に来て、クルソン岩に行かないと、 冠山の魅力は大半減してしまいます。ぜひ、行きましょう。 |
本コース唯一の急登 クルソン岩までの15分。一気に高度も稼げ、うれしい…… |
クルソン岩横にある蝋燭岩が見えてきました。 |
クルソン岩中腹にて。 ここでゆっくりしましょう。くだものでも食べながら。 とても心落ち着く空間です。 カミさんが指をさしている方角に冠山山頂があります…… |
クルソン岩に登ろうと思われる方へ。 ザイルがないと無理です。 登られたい方はとなりの蝋燭岩へ。 |
左の写真のアップ |
蝋燭岩 |
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冠山方面へ稜線上を行く。 しかし、右の写真のように笹の深い箇所が二カ所あります。 迷いそうになったら、足元を見てください。 ちゃんと小径があります。 |
しばらく進むと、本道に出会う。 |
豊かな自然林が増えてきた。 ブナ、トチノキの大木。 つづら折りの坂道を少し登ると冠山山頂。 |
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頂上からの展望はほとんどありません。 しかし、北に30mほど行くと、展望が開ける唯一の場所があります。 7,8人ゆっくりできる空間です。 私の大好きな場所です!! しかし、登山者の多い時は長居は遠慮しましょう。 下の風景が見えます。この日はガスっていて残念!! |
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松ノ木峠から冠山へ2014.7.21 ※体調が悪くゆっくりです。 |
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松ノ木峠(10:00)〜冠山分岐(11:46)〜山頂展望地(12:15~12:30)〜松ノ木峠(14:12) | |
登り始めて3,40分は、県境を境目に左側に植林地、右側に自然林! |
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小さなアップダウンが続きます。 |
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冠山分岐です。ここから30分です。 |
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赤テープが山ほどあります。 |
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あと10分で山頂です。 |
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周辺の森の音 |
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※追加 安芸冠山 2015.12.20 | |
・山の会のメンバー11名で行った。タイヤ処理工場そばに車を置き、林道を進み登山口へ。2,3日前に降った雪が程よく残っていました。 | |
【コースタイム】 とてもゆっくり歩いています。登り2時間、下り1時間半あれば十分でしょう。 駐車地点(8:40)〜汐原登山口(8:52)〜安芸冠山(11:05~12:40)〜途中で臨時例会20分〜駐車地点(14:55) |
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林道を進みます。登山口の鉄橋へ |
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登山口の鉄橋へ |
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明るい杉林の中を進む。まだ、雪は少ない。 |
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ウシオ谷の清流を見ながら沢沿いに進みます。 |
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オオタキのつらら。左奥を見ると、何と林道が!? |
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こんな林道を横切ります。 |
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トレースがあり、楽に進みます。前日の土曜日に何人か登られているようです。 |
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クルソン仏岩出合を過ぎるあたりまで昨日の登山者のトレースがあった。 しかし、忽然とトレースが消えた。20cmぐらいの雪だが、新雪っぽく気持ちよかった。。 |
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いい感じです。 |
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白と青の世界。そこにブナ林。こんな光景が好きで雪山に登っています。 |
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山頂到着後、北の懸崖に向かいます。 |
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雪は少ないですが、クリアな風景です。 |
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松ノ木峠ルートを少し下りテントを張りました。 |
中でチャンポンを。 |
山頂で記念写真。 |
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