3月の池ノ段 比婆山連峰の池ノ段。標高は1280mと低いが、ブナの原生林と眺望の山。中国地方では、雪量も多い山である。3月でも楽しい雪山山行ができるお勧めの山。 |
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間) 2004年3月13日 六ノ原(県民の森駐車場)・・・(管理車道終点)・・・越原越(おっぱらごえ)・・・山頂・・・六ノ原 10:20 11:05 11:50 12:20 13:50 |
特徴 ・県民の森スキー場があるため、登山口周辺は駐車場、山荘、公園センター等が整備され、アプローチもまずまずである。登山拠点となる六ノ原まで、雪の多い時は当然であるがチェーンが必要。3月になれば、駐車場まで雪がないことも多い。 ・登山コースは、よく整備されており危険な箇所はない。ただ、私はこの2月に今回と同じコースを行ったが、管理車道を過ぎ、沢筋に入ったとたん、わかんを履いた足が深い雪にとられ撤退した。雪は沢筋に多く、2月だと2m以上ある。おまけに訪れる人が少ないのでラッセル覚悟で。しかし、3月になれば以下の通り、楽しい雪山ハイキングが待っている。 ・2017・5・26 無積雪期の最短ルートはこちら。http://blog.livedoor.jp/tssune3/archives/52155771.html |
コース図 |
六ノ原登山口(標高800m) 3月も半ばを過ぎると、駐車場まで雪はほとんどない。 |
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スキー場方面に進む。川に沿って進むとスキー場入口に着く. スキー場を右側に、川を左側に見て管理車道(雪でわからないが)を南に進む。 |
・雪解け水で水量が増した川の音を左下に聞きながら管理車道をつめて行く。数日前のわかんの足跡一つ。ここ数日の日射しにより溶けかけた雪が重い。 |
管理車道中間頃から、左の川むこうに立烏帽子(たてえぼし)に続く稜線が、また、真正面には立烏帽子山。 そして今回の目標地点、池ノ段が左上に少し白く確認できる。 |
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2月11日の写真 2月初旬の同じ地点、雪の量の違いが一目瞭然 |
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2月11日の写真 管理車道の終点に達すると最初の沢を渡る。2月に来た時は、天候も悪く、ここで撤退。腰まで雪があった。 |
植林は背が低く、枝が多く降った雪が木々の間に積もっている為、腰をかがめて通りやすい所を選んで進む。腰が痛い。 |
しばらくすると再び幅広の沢に出会う。膝まで重い雪に入る。わかんをつける。 |
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沢を渡ると小尾根の端に出る。この尾根を左上に向かって徐々に登るとやがて越原越(おっぱらごえ)に出る。当日の越原越の積雪は1m。しばらくの間は急登が続くがジグザグに雪を選んで登る。ブナの原生林も見られる。 |
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木立を抜け出て、一気に見晴らしが広がり、まっすぐ進むと池ノ段に着く。 |
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池ノ段山頂(1280m) 山頂付近は雪が少なくワカンはいらなかったが、面倒なのでそのまま。 途中だれにも会わなかったが、山頂で人に会う。立烏帽子山から来た方に写真を撮ってもらう。結局、出会った人は4名。 |
山頂からの展望は、360度の大展望。北には御陵、吾妻山、毛無山。東は道後山、猫山。西には、猿政山など。 |
吾妻山方面 |
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南側稜線の雪庇が美しい!芸術作品?「雪庇とビール」 壁紙はこちら |
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雪庇のアップ |
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2017年5月26日に撮影 |
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