飯ヶ岳 「本州最西端」のブナの群生林を散策する絶好のコースとして高 い評価を得た飯ヶ岳。眺望も素晴らしく、2005年現在、人気の高い山です。ここでは雪山登山にふさわしい河内峠からのコースをご紹介します。1月の登山記録です。 |
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間) 2005年1月15日 登山口・・・林道終点・・・・直登部・・・撤退地点・・・登山口 10:50 11:20 11:45 12:50 13:40 一部のマニアが登って いた河内峠から雪をかき分け登りました。 カミさんとともに登りましたが、ラッセルに疲れ、後20メートルを残す地点で撤退。 |
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間) 2005年1月29日 再度挑戦!! 登山口・・・林道終点・・・・直登部・・・山頂・・・登山口 9:15 9:40 10:00 11:50 13:00 河内峠からの同ルート。わかんをつけ登頂。 この時の様子は、下の方にあります。リベンジコーナーを。 |
特徴 ・山頂一帯もササや灌木が刈り払われ、展望も素晴らしく、正面に「莇ヶ岳〜弟見山」、北東 には「三ツヶ峰〜野道山」、その奥には「十種ヶ峰」が遠望できます。 ・今主流の登山口は、国道489号の徳地町出合で釣山橋を渡り、諦めずに車を走らせ、鉱山事業所から林道に入ると登山口に駐車場があります。(途中、滑松もあります)※本ページの一番下にルート図を載せています。 ・今回の河内峠ルートは、飯ヶ岳最短ルート。冬季にお薦めのルート。何よりも国道315号からすぐ登山口に入れ、豪雪時もアプローチは簡単。しかし、今回のように登山者が少なく、うんと辛いラッセル覚悟で!!急登もあり。ちなみに今回のルート。夏季ならば1時間かからないはず!??危険な所はない。今回も道に迷いそうになると、ちゃんとテープがあった。 |
コース図 | |
黄色線は林道、赤線は登山道 |
|
鹿野側から来ると、この河内峠標識の50メートルほど先、左側に飯ヶ岳登山口がある。 |
ここが飯ヶ岳登山口(河内峠側) 誰も登った形跡なし。林道入り口からラッセル!? |
真っ白な雪に新しい足跡をつけるのは楽しいが…… |
林道を行く |
転がり落ちる雪の自然造形 |
|
作品1「アンモナイト」 |
作品2「兎の足跡とバームクーヘン」 |
林道終点より細い路に入る |
まだ青空が見えていたが…… |
登山口より1時間後、直登部に入る。空身も手伝い進んでラッセル隊希望。しかし、・・・・。 |
ラッセル隊は行く!! がんばるカミさん!引き上げる足が重い! 分かる人には分かるこの辛さ。 |
雲行きが怪しくなってきた!! 弟見山〜莇ヶ岳方面 |
|
がんばったカミさん この先、カミさんに代わって自分一人ラッセルする。10メートル進むのに数分かかる。 雪質はきれいだった。しかし、重かった。重い雪質で腰下を越えるラッセルが続くと、やはりきつい。飯ヶ岳(937M)山頂直下でやめた。20メートル先に山頂が見えたが、まだ、20分はかかりそう。雪も降ってきた。2005年最初の山行は敗退。しかし、カミさんは初めてのラッセルを楽しんでいた。……車に戻ると雨になった。(1月15日) |
|
リベンジ!! 途中敗退はいやなもの。2週間後、一人で、出かける。 天気がしばらくよかったため、雪の量は少し減っていた。それでも所々膝上まで重い雪があり、わかんをつけた。しかし、こういう雪質の時はワカンも効果が少ない。どっしり重い。 山頂は素晴らしかった。夏は家族登山に、冬は物好きに!最高の山。 予想通り、前回到達地点から高度差10メートル、水平距離50メートル。しかし、焦って気を抜くと、腰まで雪に埋まる。ワカンが、地下の枝に引っかかり、抜けない!山頂周辺の雪は少なく、10センチから30センチ。 |
|
ワカンも容赦なく埋まる |
|
今回もノートレース 行きも帰りも人には出会わなかった。 クマよけの鈴を忘れ、一人声を出しながら登った。この地域の熊は冬眠しないらしい。 |
|
やっと山頂が間近に見えた |
いい感じでしょ? |
山頂、背後に見えるのは野道山 |
|
野道山の左奥に十種ヶ峰が光る |
|
滑(なめら)ルート(ブナ、ミズナラの素晴らしい森です) ※登り1時間半。 ※登山口には、大原湖を過ぎ釣山橋を渡り、滑林道を走り左手の半五郎支線に入ります。 滑集落の最終民家を右手に見るころから道は未舗装となり約3km走ると右手に三本杉が見えてきます。 さらに少し上っていくと滑登山口に着きます。車は20台程度置けます。 |
|
雪が多かった時の記録2012.1.7 ブログから |
|
飯ヶ岳周回コース2012.1.7 飯ヶ岳周回の記録 |
TOP |