八経ヶ岳のオオヤマレンゲ  オオヤマレンゲ咲く紀伊半島の最高峰
コース時間(休憩を含む実際の時間) 2016年6月26日
【コースタイム】 11.3km ※下山は腰・膝が痛く4,5回タバコ大休憩
行者還トンネル西口(6:55)〜奥駈道出合(7:53)〜聖宝ノ宿跡(8:47)〜弥山小屋(9:41)〜オオヤマレンゲ自生地(9:57)〜八経ヶ岳(10:23)〜弥山小屋(11:00~11:10)〜
奥駈道出合(12:35)〜行者還トンネル西口(14:15)
特徴
・昔からオオヤマレンゲの群生自生地を観たく、老後にとっておいた山。山自体は楽なルートと思っていましたが、予想よりうんと疲れました。奥駈道出合までの登りは覚悟していましたが、聖宝ノ宿跡から弥山小屋までの木段の登りでバテました。のんびり登りましょう。
・西日本では数株のオオヤマレンゲしか観られませんが、ここは自生地が広い(昔はもっともっと多かったそうです:鹿による食害で減ったそうです)。たっぷりオオヤマレンゲを楽しむことができました。7月上旬まで楽しめるそうです。
登山口の行者還トンネル西口までの車道は狭く離合できない場所がたくさんあります。登山口に来るまでの運転に気をつけましょう。
コース図


GPSトラック図
どのあたりの山?

八経ヶ岳は紀伊山地の一角として奈良県吉野郡天川村と上北山村の境に位置する山である。
標高1,915 mで、奈良県および近畿地方の最高峰である。大峰山とも八剣山とも仏経ヶ岳とも呼ばれます。

行者還トンネル西口の登山口です。百名山のせいでしょう。一杯の車でした。
有料駐車場(1000円)です。400mほど手前に無料の駐車地がありました。

登山口から入り、しばらくして木造の橋があります。帰りはこの沢で顔を洗いました。

支尾根に出ると、ここから本格的な登りになりました。下山時は木の根に足を引っかけないように注意して下りましょう。

実にいい感じの空間です。心癒されます。

二人連れの山ガールに出会いました。一緒に行きたかったのですが(笑)、遅いので先に行かせてもらいました。

もうすぐ奥駈道出合です。ほどよいガスと淡い緑、いい感じです。

奥駈道出合。コースタイム通り1時間かかりました。

聖宝ノ宿跡まではシロヤシオの新緑やブナの巨樹の中を進んで行きます。

るんるん気分のいい散歩道です。

苔むしたトウヒの森の中に入って行きます。

バイケイソウがたくさん密生しています。

登宝ノ宿跡。聖宝理源大師のブロンズ像?

聖宝ノ宿跡から弥山小屋までは、「聖宝八丁」と呼ばれる急登。疲れが出始める頃なのでキツイ。

中腹あたりから木段が続きます。これがボディブローのように効きます(笑)。

この階段を上ると弥山小屋はすぐ。

オー、小屋が見えた!

小屋前の庭園的景観。いい感じです。

小屋前に「八剣山・前鬼」と書かれた石柱があり、これに従って南下します。

白骨化したトウヒの林の奥に八経ヶ岳。

いったん鞍部まで下ります。

鞍部付近から八経ヶ岳までの登り返しの登山道には、オオヤマレンゲ自生地があります。ついに来た!!
登り初めて3時間。
鹿による食害のための保護柵が。

オオヤマレンゲ自生地を過ぎ、山頂に向かいます。振り返ると弥山が見えます。

八経ヶ岳山頂にて。
途中から一緒に登った女性単独登山者のKさん(大阪在住)に撮ってもらいました。
いろいろ話ができ楽しかったです。

来た道を引き返します。途中、登宝ノ宿跡そばの湿地が綺麗でした。登るときには気づきませんでした。
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