阿品弥山 とても楽しい堆積岩の峰歩き
コース時間(休憩を含む実際の時間) 2015年10月5日
【コースタイム】
 登山口(10:03)〜阿品弥山展望台(10:55~11:00)〜登山口(11:39)
特徴
・数年前から気になっていた山です。低山のため「涼しい時に!」と思っているうちにのびのびになっていました。危機感のない気持ちよい岩尾根歩きです。10月から3月が適期でしょう。山頂に神社が三つあります。奥の弥山本社まで行ってください。展望台があり、そこからの景色は抜群です。
・下阿品のバス停がある分岐に「弥山4km」という表示があります。これは頂上の社に行く林道です。私はつい入り込みどんどん高度を上げ、「間違えた!」と車のUターン場がなく苦労しました。登山口は沢沿いにあります。下の地図を参照。
コース図


GPSトラック図

弥山登山口の標示の反対側に車4,5台置ける駐車場があります。

駐車スペースと登山口の位置関係です。右の鳥居をくぐります。

鳥居の横には「阿品弥山」と書かれた石箱の中に杖がたくさん置かれていました。
週末には多くの方が登られているようです。

 ほどほどに急登な岩稜帯を登ります。

こんな低山でもクマ出没注意!私ひとり。鈴を鳴らしながら進みます。

泥でなく終始、岩まじりの登山路。歩きやすい。

ルート脇には丁塚が山頂まで続く。落ち着く。


来迎地蔵丁塚

中間の休憩所跡。以前は小屋があったらしい。

山頂が見えてきます。

岩稜歩きは気持ちよい。左右の展望も広がる。冬の青空の日は天国だろう。

45分ほど歩くと、三社のうち、初めの阿品弥山堂が見えてきます。
≪初代吉川広家公が領内を巡視し「我が領内にこの幽境な霊域あり、霊祠の存するは誠に慶しき限りなり」と慶長5年堂宇の御建立の御沙汰あり。国家鎮護領内北ノ方鬼門除護の霊場として領内住民の福祉開運吉祥の御祈願所と定められ、享保13年仰宗禅師を開山に迎え黄檗宗と定め、この年御宝殿本殿拝殿等の御建築あり……。≫。

阿品弥山堂の階段を上がり、振り返ると瀬戸内の海が見えてきます。

赤滝神社を参りさらに階段を登ります。弥山本社横にある展望台です。そばにトイレ等もあります。

下ります。

阿品集落に向かって下ります。

 結局、2.5km 1時間35分歩きました。
誰にもお会いしませんでしたが、しっとり落ち着いたいい山でした。
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