斜里岳 沢登り気分で楽しく登るオホーツクの孤高の山
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間)
2012年9月18日
登山口(6:58)〜下二俣(7:50)〜上二俣(9:23)〜馬ノ背(9:53~10:41)〜山頂(10:57~11:25)〜上二俣(11:58)〜新道〜下二俣(13:28)〜登山口(14:16)
特徴
・斜里岳は知床半島のつけ根にある裾野の広い独立峰です。
・天候さえ良ければ、山頂から開墾された裾野の彼方に広がるオホーツク海を見ることができるでしょう。今回はガスと強風で視界は得られませんでした。
・旧道、新道があります。登りで旧道、下りは新道がよいと思います。特に今回のように天候が悪い時は、旧道を下るのは危険です。旧道は飛び石の徒渉や小滝が連続し、足場の不安定な場所が続きます。際どいところにはロープが張られています。
ルート図


GPS軌跡図ではありません


車で登山口の清岳荘に6時半頃に着く。下界は晴れていたが、雨が降っていた。


雨が止みかけたので、7時に出発。


一ノ沢沿いにしばらく林道を進む。登山道っぽくなってきた。


沢の横を歩く。すぐに雨が強くなり、傘を差し小休止。


小雨になり登り始める。何度か沢の横をへつる。雨のため滑る。


下二股を過ぎると、小滝が連続する。

沢を数え切れないほど渡り、時に小滝を巻く。時にヘツる。
ふと、昨年の沢の事故を思い出し、何度か緊張する。前にも後ろにも誰もいない。


一瞬、山頂らしき?岩峰が見えた。

この滝の右岸を登りきれば、沢登り?もお終い。
もうすぐ上二股で源頭に出る。


上二股から普通の登山道。


馬ノ背にて。猛烈に風が強い。そして、ガスは消えそうにない。
ふと風の来ない空間を見ると一人の男性が休んでいた。いや、ガスが抜けるのを待っていた。羅臼岳でもお会いしたOさんだった。
私も、馬ノ背に55分ほどいた。彼と気が合い、いろんな話をした。


空が明るくなってきたので、二人で山頂をめざした。25分ほどで山頂だ。Oさんの後ろ姿。


山頂にて。E・Oさんの顔が分かりませんが、意図的なものではありません。
レンズが水滴で曇っていたのです。
帽子を被っていないのは、猛烈な風で飛んでしまうからです。
私も30分粘ったが、結局、ガスは消えず一人下山することにした。H・Oさんは辛抱の人だ。まだしばらく山頂で粘るそうだ(後ほど電話で聞くと結局、何も見えなかったと言う)。

一瞬見えた下界

上二股から新道を行く。熊見峠。何も見えなかった。
おまけに熊見峠からの下りは長くきつかった。

登山口の清岳荘につくと晴れていた。

翌朝、車から見た斜里岳
沢のムード:動画


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