カムイヌプリ(摩周岳) 摩周湖を眺めながら絶壁の山頂へ。
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間)
2012年9月13日
 登山口(8:23)〜西別岳分岐(10:01)〜山頂(10:50~11:26)〜登山口(13:32)
特徴
カムイ・ヌプリとはアイヌ語で「神の・山」。摩周湖を真上から観たい。この山は絶対行きたい山でした。
・前半はなだらかな尾根道で、とても退屈します。しかし、絶壁の山頂は最高です。
・登山口の摩周湖第一展望台の駐車場。駐車料金を取られます。400円だったと思います。それが不快な方は、西別岳から入山しましょう。ただ、観光地の展望台のため、下山してすぐソフトクリームを食べたり、ルートを振り返ったりできます。
ルート図


GPS軌跡図です


登山口(摩周湖第一展望台)に着くと、文字通り、霧の摩周湖。何も見えない。
しかし、午後11時ぐらいには晴れる!強い予感を信じながら、歩き始めた。


標高差はないが、歩行距離は片道7.3qある。霧で太陽が照らないから、とてもいい。
ただ、クマが出そうで、それだけが心配だった。前にも後ろにも誰もいない。


一時間ほど歩き、汗だくになった頃、下山者とすれ違う。
「もう降りるの。山頂から見えた?」
「いえ、何も見えませんでした。山頂直下が滑って苦労しました」と、網走から来た青年。
後ろ髪を引かれているような顔のまま、下山していった。
彼に写真を撮ってもらう。人に出会うとうれしい。


約90分で西別岳ルートとの分岐


いい感じの道になってきた。


山頂直下からガスが抜け初め、切り立った岩場が見えた。
お〜カッコイイ。山頂らしきものが見えると力が出る。


約2時間半かけ岩場の山頂へ。誰もいないのでセルフタイマーで。
標高は857mと低いが、北側の火口壁はとりわけ険しい。
不用意に写真を撮ろうとすると誤って落ちそうな感じ。


どんどん霧が晴れ、足下に摩周湖が姿を現した。神々しい!!来てよかった。
すると、突然人影が。何と若い女性の単独行。
向こうも私をクマと間違えたのか?「ワァ!」と一瞬たじろいだ後、笑顔になった。
北見から来られたそうだ。単独行の若い女性か。たいしたものだ。
西別岳経由できたいう。

なぜか、珍しく山頂に40分もいてしまった。最近では珍しい。
やはり、若い女性がいると楽しく、話も尽きない。写真を撮ってもらった。


続く岩峰を望む。行くルートはない。

数分下山し振り返ると、登りの時ぼんやり見えていた山頂(中央奥)が見えた。


登りの時見えなかった様々な風景が見えた。右が山頂。


来る時は見えなかったが、登りの途中、こんな風景が見えていたんだ。


登山口に近くなり振り返る。


車で、他の地点からカムイヌプリを望む


動画です!
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