生きる

写真集		制作. １９７５．６ ※写真をクリックすると大きな画像が見られます。
大学卒業後、就職しました。仕事をしながら、何かを失いつつあるような気がして、学生時代に撮影した膨大な写真のうち２８枚を選び見直し、写真集「生きる」を作りました。約３０年後の今、それらを見て、今こそ再び見るべき時と思い、公開しました。		※ここのコメントは当時の写真集にあったもののみあげる。	写真を見て、…考えないでください。感じてください。
１		この子は美しい子だ。彼とは十秒も一緒にいなかった。けれど、彼の心の内部につきささった。	国東
２		〈アテネの学堂〉より、遙かに、よろこび、怒り、苦しみ、もがき、人間関係のすべてが深く、深く…。	国東
３		ぼくのいやなにおいがプンプンしている。けれど、ぼくの内部でもあるのだ。	国東
４		この子に２年後にあった時、紛れもなく彼は成長していた。ぼくは変わらず。彼の家はなくなっていた。	広島、原爆スラム
５		この子は、ぼくが初めて写真を撮った子ども。ぼくはにらみ返された。けれど、撮った。	国東
６		これは、この時の僕の全体重をかけて撮った。何と勇ましく、そして、不可思議な顔だ。	国東
７		彼女とは二秒ぐらいしか会っていない。彼女の歩く姿で僕は吹き飛ばされた。	国東
８		彼女はよーく覚えている。風の強い日で、目に涙をいっぱいためて、歩いているのかじっとしているのか分からないほど、ゆっくりと海辺の方に向かって一人歩いていた。これを撮ってから僕は力をえた。悪魔のように。	国東
９		このじいさんの所には３〜４度かよった。泊めてもらった（寒くて僕は与えられた布団以外に寝袋にもぐった）ことも、一緒に彼の小舟で釣りに出たこともある。	国東
１０			国東
１１			足尾
１２			足尾
１３			広島原爆スラム
１４			広島原爆スラム
１５			国東
１６			国東
１７			広島原爆スラム
１８			国東
１９			国東
２０			波照間島
２１			国東
２２			石垣島
２３			国東
２４			広島
２５			国東
２６			根室
２７			国東
２８			志賀島
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