2001年7月30日〜8月1日にかけて空木岳・越百山等に登った。

(中央アルプス)空木岳・越百山 中央アルプス北部主脈縦走。岩あり、花ありの山小屋を使ったるんるんコース。
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間) 2001年7月30日〜8月1日
 1日目
     千畳敷・・・・・・・・極楽平・・・・・・・檜尾岳・・・・・・・・東川岳・・・・・・・木曽殿山荘
     8:15       8:45     11:05      13:05     13:30
 2日目
     木曽殿山荘・・・・・空木岳・・・・・南駒ヶ岳・・・・・・仙涯嶺・・・・・越百山・・・・・越百小屋
     6:00       7:15     9:20      10:40    11:40   12:40 
 
3日目
     越百小屋・・・・・・・登山口・・・・・・・伊奈川ダム
     7:00        9:35     10:20 
       
特徴
・標高2608Mの千畳敷までロープウェイで行けるが、その後の縦走は意外と厳しい。
・越百小屋が平成4年にできたため、こんな縦走も可能になった。2日目伊奈川ダムまで下ることは可能だが、越百小屋がないと体力的に少しきつい。
コース図(カシミール使用)
千畳敷からの宝剣
  しらび平より駒ヶ岳ロープウェイで7分。標高2608Mの千畳敷にあっという間に着く。目の前に宝剣岳。千畳敷は夏に来ても冬に来ても素晴らしい。
 
極楽平へ
 
ハイマツに覆われた岩の道を進む。約30分で極楽平。極楽平に着くと(下の写真)今回の山行の全行程が眺められる。檜尾岳、東川岳、空木岳、仙涯嶺、越百山。
ヒメウスユキソウ
  日本のエーデルワイス。ウスユキソウ。そのうち最も小さいヒメウスユキソウがこの山域には多い。高さ約10センチ。
空木岳を見上げる
  灌木帯からハイマツ帯へジグザグに登っていくと檜尾岳のなだらかな山頂にでる。その後いくつかのピークの登り下りを繰り返し(きつい)、熊沢岳山頂に気づかず、東川岳に来る。木曽殿山荘に向かって下りはじめると、眼前のガスが上がり、空木岳がその姿を現した。
木曽殿山荘より
山荘の窓から望む南駒ヶ岳と月。
2日目 出発
 
木曽殿山荘は平成9年に新しくなった。清潔感のあるいい小屋。空木岳まで標高差360M1時間30分の登り。我々は調子よく、1時間10分ほどで頂上に着いた。登りは左下の写真のような楽しい岩登り。山頂は右下の写真のように美しい。背後に南駒ヶ岳が見える。
岩のピークをいくつも越え
岩のピークをいくつも越え、南駒ヶ岳に向かう。空木岳より約1時間30分で南駒ヶ岳。 
南駒ヶ岳山頂からは仙涯嶺、越百山が目前(上)。ふりかえると空木岳が見えた(下の写真)。
天を突く塔のような仙涯嶺
 仙涯嶺は美しい。少し手強く感じるが、巻き道がうまくつれられており、簡単に登れる。
仙涯嶺頂上より
越百小屋
平成4年に大桑村が避難小屋の隣に越百小屋を建設。このあたりに他に小屋はなく、大変便利。管理人の伊藤さんも大変こまめな人で、彼の入れてくれるコーヒーは天下一品。ここから、伊奈川ダム上流のゲートまでタクシーを頼んでおく。

越百小屋より約2時間20分で登山口。ここから林道を45分ほど歩く。