2004年5月2日、立山に登った。

(立山)GWの立山縦走 残雪期の立山は、まるで初夏のヨーロッパアルプスのような雄大な風景を有する。たっぷりの雪のところどころに岩稜が見え隠れする。スキーヤー、ボーダーが多いのを除けば、初心者も楽しめる雪山パラダイス。
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間) 2004年5月2日
 5月2日 室堂山荘・・・・・・雷鳥平・・・・・・別山乗越・・・・・・別山・・・・・・真砂岳
        7:00      7:30      9:35     10:20   11:20

       富士ノ折立・・・・・・大汝山・・・・・・雄山・・・・・・室堂山荘
       12:50       13:35   14:05    15:30
特徴
・3000メートルの冬山はなかなか手強い。しかし、夫婦で軽装でのんびり行ってみたい。かねてより考えていたGWの立山にカミさんを連れて行った。冬山ではなく、もちろん春山であるが、確実に雪山である。室堂までは観光客・スキーヤーが多く、大変混雑する。しかし、別山から雄山までは静寂と大展望を独り占めできる(アイゼン必携)。特に別山からの劔岳等の展望は圧巻である。カミさんは体調を崩し辛そうであったが、スケールの大きな大展望を大変喜んでいた。
・GWは確かに交通機関は大変混む。立山駅から入り午後4時頃室堂に着き、午前8時半頃までに室堂を出る。少し贅沢だが、このルート、この時間帯なら短気な私でも気が狂うことはない。
・室堂周辺の小屋に泊まるのは誰なのか?観光客か?と思うが、この時期なら登山者も泊まりたい。もちろん、混むが、室堂山荘は風呂も食事もよかった。大日方面の夕陽を見るにもよい(下3枚目の写真)。
・室堂のライブカメラはこちら
雪の大谷を抜けると室堂 
今年の雪の大谷は16メートルとのこと。バスの一番前に乗れたため、いい写真が撮れた。確かにすごい風景である。
アルペンルートのくわしい様子はオフィシャルガイドのこちらをどうぞ。
 
ごった返すバスターミナルを後に、室堂山荘に向かう。立山の雪は少なく見える。事実、雄山〜一ノ越に雪はなかった

大日岳横に日が沈む(2004年5月1日18時25分)
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7時に室堂山荘を出発
5分後振り返ると浄土山
左端に一ノ越山荘が見える

雷鳥平でライチョウに出会う

雷鳥平の野営場と雷鳥沢を望む。別山乗越には雷鳥沢を登るのが最短

雷鳥平のテン場

下を見るとカミさんが楽しそうに登っている。その下をボーダーたちが登る。
遠くに白山がうっすらと見える?

左から真砂岳、立山(富士ノ折立、大汝山、雄山)、一ノ越、浄土山
大日岳と私

別山乗越(2750m)
と大日岳(後)
周りはボーダーやスキーヤー。よく担いで登ってくるよ!!

劔御前小舎(つるぎごぜんごや)より別山方面に向かう

別山(べっさん)山頂付近からの劔岳と劔沢

真砂岳(まさごだけ)より富士ノ折立〜雄山を望む
よく見ると、登山者が見える。ここからはボーダーはいない。

左側に行きすぎると、1メートル雪に埋まったりする。雪庇は要注意!!

大汝山山頂(3015m)より針木岳・スバリ岳・赤沢岳を望む。黒部湖の水が少ない。

雄山(おやま)への稜線をいく。
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少し渋いところ!!(注意)雄山の大汝側。もうすぐと気を抜かないこと!!
3メートルある鳥居。頭しか見えない!(3003m)

一ノ越山荘までは雪のないガレ場を下る。一ノ越から室堂山荘までは深い雪。好きなところを進む。シリセードもよい。