キナバル山 「家族登山記録」第8弾 息子11歳の時の山行記録 初めての海外登山

海外登山入門コース(キナバル山)雲上の楽園        1994年12月29日出発     
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間
 1日目
     パークヘッドクウォーター・・・・・・・・・・ラバンラタ小屋
     10:00                  15:00
 2日目
     ラバンラタ小屋・・・・・・・・・・キナバル山・・・・・・・・・・ラバンラタ小屋
     2:00             6:00           10:00
 3日目
     ラバンラタ小屋・・・・・・・・・・パワーステーション(登山口)
     8:00             11:00
注意事項
・キナバル山はひと言で言うと雲上の楽園。危険箇所もなく、まさに天空の城だ。
・2日目にパワーステーションまで下ることも可能であるが、時間が許せば、ゆっくりしたい。
高山病対策がかぎ。
キナバル山頂は4000mを少し越えた程度。高山病なんてと思われる方もいるかもしれない。問題は、3,300mを越える高所(ラバンラタ小屋)に一泊することだ。個人差はもちろんあるが、頭痛等は少なからず出る。それを悪化させないことがカギである。そのためには、十分な水分補給と何回もおしっこをすることが大切である。
 わが家の場合、息子が標高3,600mを越えたあたりから完全にペースダウンした。
 その他、技術的な問題はなし。
※登山ツアー会社を利用。
これがキナバル山だ
 ボルネオ島のコタキナバルから登山基地のパークヘッドクウォーターに来る。
 そこからキナバルが見えた。

1,800m地点から登り始め、樹林帯を進む。
ウツボカズラ
 熱帯樹林の中には、食虫植物のウツボカズラがたくさんある。  PITCHER PLANTという。
3,000m付近
 
こんなに樹林帯でも3,000m。
 1,800m地点から登り始め、約3時間。
 ラバンラタ小屋まであと少し。



ラバンラタ小屋(ガイドと)
ラバンラタ小屋のテラスにて
 
雲上の山小屋。
 高度約3,300mの地点に立つ。

 日本では、富士山以外では経験できない高さに、あっさり立つ。
 しかし、このあとが大変だった。





翌朝2時に出発山頂を目指すが、息子は高山病にダウン。
山頂直下にて
 息子は、ハーハー、ゼーゼー。
 ゆっくり呼吸して。
と、言いながら明るくなってきた方向を写す。
 美しい。
 左上に見えるのは三日月。
キナバル山頂にて
 キナバル山、ローズピーク
 高度800m登るのに4時間を費やした。
 高度4101m、息子にとっては初めての4000m峰だ。

 背後のサウスピークが美しい。
 山頂からの風景はここ

 こんな登頂証明書
がもらえる。


下山
 
高山病で悩んでいた息子も、1000m下ると、ケロッ!雲上の小屋で天国を満喫した
 下山後の楽しみはここ

「山の壁紙」はこちら。是非ご覧ください。 
TOPへ