(上信越)火打山 美しい湿原、理想的な山小屋、心安らぐ風景。不思議の国のアリスが鍵穴から眺めたのは、まさにこんな庭園であったのでは?夫婦、家族に超お薦めな天空の杜。 | |
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間) 2004年8月17、18日 8月17日 笹ヶ峰登山口・・・・・・黒澤・・・・・・十二曲がり上・・・・・富士見平・・・・・高谷池ヒュッテ 7:00 7:35 8:15 9:30 10:00 8月18日 高谷池ヒュッテ・・・・・・火打山・・・・・・高谷池ヒュッテ・・・・・・笹ヶ峰登山口 7:45 9:00 10:20 11:00 13:30 |
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特徴 ・女性的な美しさでは、日本の中で3本の指に入ると思う素晴らしいコース。瞳のような小さな池塘。高谷池、天狗の庭の幻想さ。高谷池ヒュッテの落ち着きある造形……。 ・上信越に近い方はゆったり、のんびり何度も歩きたい山。しかし、私達のように遠方のものは、1日目、笹ヶ峰から入り、高谷池ヒュッテに荷物を置き、火打山に登り、高谷池ヒュッテに泊まる。2日目、黒沢池ヒュッテを経由し、妙高山に登り、燕温泉に下る(あるいは笹ヶ峰に下る)というルートが一般的。しかし、今回は、天候が悪く、ほとんど展望もきかず、展望のきかない火打山のみのんびり登った。それでも天空の庭園の魅力を十分感じることはできた。 |
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今回の登山ルート図 | |
笹ヶ峰登山口(火打山・妙高山登山口) 標高1320m 車20台ほどおける駐車場がある。 |
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樹林の中の緩やかな木道が続く ていねいに整備されている。 |
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黒沢 黒沢湿原から流れる黒沢。 素晴らしい水場だ。 |
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黒沢を橋でわたると十二曲がりの急登。本当に十二回曲がる。十二曲がりを越すと、周囲にオオシラビソが目立つようになる。 |
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雨の中の樹林は美しい |
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高谷池と黒沢池への分岐の富士見平を過ぎると、高谷池ヒュッテはもうすぐ。 | |
これが高谷池ヒュッテです。標高2,100m この写真は翌日、天狗ノ庭方面から撮ったもの。 素晴らしいデザイン・ロケーションの小屋です。 ヒュッテへの連絡等はこちらをご覧ください。 壁紙写真はこちら |
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ヒュッテ前のテラス。天気がよかったら天国。私達はここからすぐ火打山に行く予定でしたが、天候が悪く、小屋に停滞。 小屋のご主人、森山さんからパソコンで火打山周辺のスライドショーを見せて頂いたり、ゆっくり山の話をしました。 ちなみにこの日の宿泊客は私達を含めて5人。 次の日も天候が悪そうです。まあいいか。天候が悪くても、なぜかほっとさせてくれる素晴らしい山小屋でした。 現在トイレ改築中。 |
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翌朝、雨の中、天狗ノ庭に向かう ここも、湿原を痛めないように、ていねいに整備されている。 天狗ノ庭は火打山の懐に広がる湿地帯で、無数の池塘が点在している。 6,7月はまさにお花畑だそうだ。 |
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火打山へ 火打山へは天狗ノ庭を左に見ながら、池の右側を回りこんで稜線に登っていく。稜線に出ると、一瞬、ガスが消え、右手に鬼ヶ城が見えた。赤っぽい色の荒々しい岩壁。 |
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雨の中の山頂(2,462m) |
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小屋に帰る途中、天狗ノ庭が上部から姿を見せた |
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高谷池ヒュッテ(是非一度は行ってみてください!!) |
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高谷池ヒュッテのとうちゃん、森山さんと記念撮影。 お世話になりました。 |
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高谷池ヒュッテで下山の準備をしているところに、菊池哲さん(著書に「ひとりあるきのはじまり」があります)が登ってこられた。明日の天気が悪そうなので、ピストンで下山するとのこと。実は翌朝、奇跡的に快晴でした。彼は車で来ているので、笹ヶ峰から同乗させてくれるとのこと。ありがたい。うれしい。結局、菊池さんと話しながら下山。菊池さんは植物に大変詳しい!!脱帽。 | |