三徳山三佛寺投入堂  
☆奥の院ですが、山と言ってもいいぐらい感動します。参拝ルートは短いですが、山ヤでも十分楽しめるルートです。
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間) 2015年5月30日
宿入橋(8:25)〜文珠堂(8:48~9:02)〜観音堂(9:18)〜投入堂(9:22~31)〜宿入橋(10:08)
特徴
日本で最も参拝するのが難しい寺(国宝)と言われたり、日本一の建築物という人も多い投入堂。険しい地形に建立された数々の建物群や特異な植物相。よくこんな場所に奥の院を作ったなと感心する。神々しい幽玄な森に中に厳しく潜む奥の院。奥の院(投入堂)は平安時代後期の建立。国宝指定名称は「三仏寺奥院(投入堂)」である。
入山は2人以上でないと認められません。私は、直後に来られたご夫婦に同伴をお願いしました。一般の観光客等の滑落事故が多く、そのような措置になったと言われました。
・日常的に様々な山に登られている方々にとっては、楽しいルートです。ただ、そうでない方々にとっては少し厳しい箇所が2,3カ所あります。
・参拝料600円、入山料200円必要です。参拝ルートです。真摯な気持ちで登りましょう。
・入山できる時間は8:00〜15:00です。その他詳細はこちら
ルート図(GPS軌跡図)
投入堂の位置と三徳山山頂

三徳山山頂は眺望はないらしい。
登山口はこの地図に入っていないが、山の南側の三朝町神倉登山口から一部藪漕ぎ。


県道21号線から階段を上ります。

参拝料600円を払い三佛寺へ、この上に受付所があり、200円払い入山。

杉の巨木(自分で測った感じ:周囲8m以上?)が出迎えてくれる。宿入橋を渡り、入山。神々しい。
照葉樹林帯から冷温帯落広葉樹林帯が人工林で分断されることなく連続する。

数分進むとカズラ坂。張り出した木の根を手がかり足がかりに登ります。

照葉樹林も多い。ウラジロガシが神々しい。

登り始めて20分。少し辛くなってくる頃です。すぐ上に文殊堂が見えてきます。

文殊堂への最後のクサリ場。意外と急です。下山路は別です。

同行していただいたお二人の登りを確かめる。

文殊堂のテラス?にて。手すりがなく景色は最高。ここで15分ぐらい瞑想にふける。

下を覗くと登ってくる方がいた。

地蔵堂に向かう。岩の尾根を左右に落ちないように進む。

文殊堂と同じようなつくりの地蔵堂。

鐘楼堂にて。
しかし、どうやってここに鐘を運んだのでしょう?????


納経堂、観音堂が見えてきました。

観音堂です。堂の裏に回り、岩と建物の間を進みます。

観音堂を過ぎるとすぐに投入堂!!感動!  懸造り建築の最高傑作!
残念なことに、鉄の柵があり、これ以上先に行けません。
私は投入堂に入りたかったので、とても残念でした。
数十年前までは入れたそうです。高校生が滑落死し、入れないようにしたとのこと。
近年の科学的調査により平安時代後期の建立とされる。しかし、詳細は分からない。この神秘性も魅力の一つ。

素晴らしい世界でした!!!
ささやかな動画です




帰りに汗を流すなら、
ブランナールみささの外来露天風呂へ。


かけ流しで100円です。午前8時〜午後9時。石鹸はありません。

三朝温泉はラドンの含有量では世界屈指の高単純放射能泉。