GWの西穂丸山  ☆北ア雪山入門コース。
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間) 2014年5月5日
(前日)西穂高口(15:00)〜西穂山荘(16:30)
西穂山荘(7:05)〜丸山(7:20)〜西穂高口(8:55) 
     
特徴
西穂山荘は北アルプスで一年中営業している唯一の小屋。北ア雪山登山の入門にぴったりです。おまけに新穂高ロープウェーも通年営業している(強風の時は運行を中止します)ため、冬季でもロープウェイ終着点、西穂高口から山荘まではしっかりしたトレースがあれば1時間少しで行けます。もちろん大雪の後はラッセルが必要なこともあります(2〜3時間かかることもあります)。
山荘から15分ほどでなだらかな丘陵、丸山に行けます。天候が良ければ最高の景観が望めます。
 アイゼンに慣れた方なら、(天候が良く、雪の状態も良ければ)独標までも可です。しかし、今回のように天候が悪くガスっているときは、丸山で引き返しましょう。ホワイトアウトになり危険です。
・GWの頃は気温が高く、山荘までは軽装でも可です。しかし、稜線に出たら、冬季の山と同じ気分・装備で行きましょう。この日、奥穂高で大量の遭難事故がありました。
冬季の西穂丸山はこちら


 ロープウェイから見える西穂。


登山道へ。


暑いので、軽装です。ここではスパッツもつけていません。


冬季と違い、オオシラビソ、ウラジロモミ、コメツガに雪がなく寂しいです。






西穂がこんなにクリアに見えるのは珍しい(私たちにとっては:笑)。
傾斜が急になりアイゼンをつけました。


笠ヶ岳とカミさん。


もうすぐ山荘です。カミさんの調子がよく、雪の多いところに行き、沢山写真を撮る。
トレッキング フォトポールを使って撮影。

西穂山荘に着くと、霞沢岳と六百山がクリアに見えた。


乗鞍岳も見えてきた。


山荘から独標、ピラミッドピーク、西穂がよく見えた。時間が午後五時に近かったので進むのをやめた。
丸山までは行くべきであった(反省)。


山荘からの夕陽

翌朝、雪の降る中、丸山に向かう。


小屋を見下ろす。


さあ、丸山へ!この風景、何度見たことだろう(笑)


丸山の雪も少ない。しかし、帽子以外は完全な雪山装備です。
トレッキング フォトポールを使って撮影。


一瞬、独標が姿を見せた。しかし、無理をするのはやめた。

上高地が見えた。


少し寂しい思いで下る。
動画