2011年4月30日、残雪期の烏ヶ山に登った。

’11GWの烏ヶ山 残雪期の烏ヶ山。大山南壁・東壁の最大の展望台。今年は特別雪が多かった。
コース時間(休憩・食事時間を含む実際の時間) 2011年4月30日
 烏ヶ山登山口………尾根道取付…………烏ヶ山…………烏ヶ山登山口
  10:05          10:44       12:36(13:03発)       14:35
特徴
このコースは10年前(雪が少ない時)、カミさんを連れ極めて軽装で行きました。しかし、南峰直下の崩壊地が不安定で、引き返しました。その後、新小屋峠や今回のルートを私一人で行きました。今回は(今年に限って?)、残雪が多く、魅力を感じたための再挑戦でした。結果、程よい緊張と最高の展望を得ることができました。ただし、未だに入山禁止?の山です。自己責任で!
・入山禁止になって以来、登山者も少なく(この日も私たちと単独者の計3名と思われます)、ルートは曖昧です。今回も下のトラック図を見ても分かるように、登りと下りが尾根の取り付き地点から大きくずれています。未だに何処がベターか分かりません。しかし、登りは烏ヶ山南峰に向かって、下りは鏡ヶ成国民休暇村に向かって下れば、大きな間違いはありません。
・下山時は新小屋峠に向かって下りようかとも考えましたが、新小屋峠への分岐直下が雪が多く、急峻で、一歩間違えると本谷に滑落というイメージだったため、上ったルートを下りました。
ルート図(GPSトラック図)


鏡ヶ成に向かう途中の景色(右が烏ヶ山)


鏡ヶ成キャンプ場駐車場に車を置き、道路の反対側から入山。
「……烏ヶ山頂上付近の登山道が崩落。登頂は非常に危険のため登山を禁止します」と掲示板があったと思われる登山口。掲示板も崩壊している。ここから入山。


ルート分からず。しかし、烏ヶ山方面に向かって進む。


テープが出てくるとうれしいのだが……GPSで方向を確認する。間違いない!


尾根の取り付きに着く。ピンクテープを発見。ちょっと休憩。実は早くもバテています。
(下山時、この下にもピンクテープを発見。それを頼りに下った)

左側に雪のないルートがありますが、雪の斜面を進みます。
左奥に南峰。右奥に新小屋からの尾根ルートが見えます。


単独行の人と一緒になり、登ります。彼は、烏ヶ山は初めてとのこと。
おまけにピッケルをもっておらず、所々四つんばいになって進んでいました。ピッケル必携です。


元気なカミさん 


下の私。
カミさんの携帯カメラから


崩壊地手前。ここの雪は溶けていました。


崩壊地に向かう


崩壊地の岩場はピッケルが邪魔になります。
すぐにザックに付けさせました。


烏ヶ山ドームが見えてきました。


南峰直下の雪の細尾根。風が吹くとビビります。ピッケルが頼りです。
アイゼンは持っていましたが使いませんでした。右側(本谷側)に落ちたら止まりません。

カミさんの携帯カメラから


南峰にて。後ろに烏ヶ山山頂と大山。ここからは雪がなく、心配箇所はありません。


単独行の方に撮ってもらいました。


烏ヶ山からの大山。
気をつけて下ろう!

動画「烏ヶ山」